このブログでは、
小学生(7歳児)とずぼらなお母さんのオルソケラトロジーレンズとの奮闘記を描いています。ずぼらで間抜けな私たち(特に母親)の話を笑い飛ばしてくだされば幸いです。
今日は「眼瞼下垂とオルソケラトロジー」の関係性について書いてみたいと思います。
前提として、眼瞼下垂とオルソケラトロジーについて書かれている文面はあまりありませんでした。ハードコンタクトレンズについて書かれたものをオルソケラトロジーに変換して考えてみました。
眼瞼下垂
眼瞼下垂は、眼瞼(まぶた)の上部が下垂して視界を妨げる状態です。眼瞼下垂の原因はさまざまですが、一般的に以下のような要因が関与しています:
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加齢: 加齢によって眼瞼の皮膚や筋肉が弛緩し、下垂することがあります。眼瞼の筋肉が弱くなることで、まぶたが持ち上がる力が弱まり、下垂が進行します。
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神経障害: 一部の神経障害や神経筋接合部の障害によって、まぶたの筋肉の運動が正常に機能しなくなり、眼瞼下垂が生じることがあります。例えば、ベル麻痺やミオパチーなどの疾患が関連している場合があります。
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遺伝的要因: 一部の場合、眼瞼下垂は遺伝的な要因によって引き起こされることがあります。特に、家族歴に眼瞼下垂を持つ人がいる場合、遺伝的な要因が関与している可能性があります。
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外傷: まぶたやその周囲の組織に外傷が加わると、眼瞼の筋肉や組織が損傷され、下垂することがあります。外傷には打撲や手術などが含まれます。
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眼瞼下垂手術の合併症: 眼瞼下垂手術(眼瞼下垂の矯正手術)自体が原因となって、再び眼瞼下垂が生じる場合があります。
これらの要因によって引き起こされる眼瞼下垂は、個々の症例によって異なります。眼瞼下垂の症状がある場合は、眼科医に相談して適切な診断と治療を受けることが重要です。
眼瞼下垂とオルソケラトロジー
オルソケラトロジーレンズの着用が眼瞼下垂を引き起こすことは通常なさそうです。眼瞼下垂は、眼瞼(まぶた)の上部が下垂して視界を妨げる状態ですが、通常は加齢や神経障害などによって引き起こされます。コンタクトレンズの着用による眼瞼下垂は極めてまれであり、通常は他の要因によるものです。
オルソケラトロジーレンズの正しい装着や適切な使用方法を守ることで、通常、眼瞼下垂を引き起こすことはありません。ただし、不適切な装着や長時間の使用、眼の不快感や炎症がある場合、まぶたの周りの筋肉や組織に一時的な影響が生じる可能性があります。これにより、まぶたの動きが制限されたり、一時的な眼瞼下垂の症状が現れることがあります。
しかし、これらの症状は通常、一時的なものであり、コンタクトレンズの適切な使用を再開するか、適切な治療を受けることで改善されることがあります。眼瞼下垂の症状が持続する場合は、眼科医に相談して適切な治療法を検討することが重要です。
オルソケラトロジーレンズを何年着用したら眼瞼下垂になるのか
オルソケラトロジーレンズの長期間の使用が眼瞼下垂を引き起こすという主張は一般的な医学的見解ではありません。実際、オルソケラトロジーレンズを正しく使用し、適切なケアをすることで、眼瞼下垂を引き起こすリスクは通常低いとされています。
とはいえ、不安になることは間違いありません。
一般的になるとすれば、5-10年のハードコンタクトレンズの着用により眼瞼下垂になる可能性があるようです。
5年で計算すると
1日10時間着用x365日=3650時間/年
3650時間x10年=36500時間
の着用で眼瞼下垂になるということになります。
オルソケラトロジーの着用時間を計算してみます。
着用して起きている時間(まばたきをしている時間)は1日1時間と仮定すると
1日1時間着用x365日=365時間/年
365時間x10年=3650時間
つまり、100年着用し続けないと眼瞼下垂にはならない、
という仮説を立てることができます。
こちらの仮説を以って(自己流ですが)、私は娘のオルソケラトロジーの着用を決断しました。